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初診時12歳4か月女性
主訴歯のガタガタが気になる
治療期間約2年
治療内容ワイヤー矯正・非抜歯
費用約82万(検査・診断料や調整料は別)
治療上のリスク歯磨き不良の場合はむし歯や歯周病になる可能性
習癖や成長に伴う後戻りの可能性
根吸収や歯肉退縮の可能性
その他当院は矯正専門のクリニックです。正確な診断を行い将来的な展望や適切な治療時期、患者様ごとに合わせた治療計画を提案します。早期治療が望ましい場合でも、ライフスタイルの中で塾や習い事といった優先事項が他にある場合は、大人になってからの治療開始の方が良いこともあります。

1ページ前のCase:3-004と同様に前歯部の交叉咬合(上の歯と下の歯の前後が入れ替わっている状態)であり、見た目の問題だけでなく顎関節の機能的な観点からもできるだけ早期に改善が望ましい歯並びといえます。

歯のガタガタ(叢生量)の程度が大きいため、歯を抜いて並べる抜歯矯正も選択肢に入ってきます。

患者様と相談の上、本症例では抜歯はせず、拡大治療と歯の傾斜によりスペースを獲得し非抜歯矯正治療を行いました。

元の写真と比べると、やや歯が外側に傾斜している感じがあると思いますが、治療計画の時点でこのようになることは想定しています。もともとの歯の傾斜角度なども考慮し、治療計画をたてていくため、セファロと呼ばれる検査が非常に大切となります。

セファロ検査についてはこちら

執筆・監修者 

みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木)

院長 宮野 純一

  • 2006 大阪星光学院卒業
  • 2012 大阪大学歯学部卒業
  • 2012~ カノミ矯正・小児歯科クリニック勤務
  • 2020 みやの矯正・小児歯科クリニック開院