

Case:2-009
犬歯の埋伏症例です。犬歯の埋伏はご本人に症状はなく、外からではわからない問題のため、他のことが理由で矯正相談に行ったり場合や、むし歯治療などの際にレントゲン写真を撮った場合に発見されることがほとんどです。
犬歯が埋伏している場合、放置しても問題解決にはならず、ほとんどの場合に時間経過とともに問題が複雑化してしまうためできるだけ早期にアプローチが必要となります。
埋伏の原因を除去することで自然と改善することもありますが、そうでない場合は埋まっている歯に手術にて器具を装着してもらい、牽引処置を行う必要があります。
牽引処置は牽引してくる移動量にもよりますが、それだけで1年から2年以上かかることもあります。
1期治療では埋伏している歯をひとまず外にだしてくることが目標となります。
埋伏歯がお口の中に見えてきた段階で1期治療は一旦終了したため永久歯の交換までは待期期間となり、すべての歯が永久歯への交換後2期治療がスタートとなります。
大阪府茨木市の矯正歯科専門クリニック
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みやの矯正・小児歯科クリニック