4-002 過蓋・ガタガタの矯正治療(インビザライン)

Case:4-002 深い噛み合わせやガタガタ歯並びの矯正治療の場合、どの程度スペースが足りていないか、どこまで歯を動かしたいかが非常に重要なポイントとなります。 大人の方の場合、顎を広げたりなどでスペースを獲得することが困難であるため、抜歯やIPR(歯を削って小さくすること)を行いスペースを作ります。 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正では、臼歯と呼ばれる奥歯が沈み込んでしまう圧下と呼ばれる状況になり、かみ合わせの深い過蓋咬合が改善しにくい場合があります。 アライナーの奥歯の部分をカットしたり、場合によってはワイヤー矯正を併用し改善します。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

3-003 過蓋・すきっぱの矯正治療(永久歯列矯正)

Case:3-003 噛み合わせが深い方は、下の前歯が上の前歯を突き上げることで、上の前歯の真ん中に隙間ができやすいです。部分矯正などで前歯だけ閉じることもありますが、長期的な安定性を考慮すると、深いかみ合わせ(過蓋咬合)の改善も必要となります。 また矯正治療終了後も後戻りを最小限に防ぐため、取り外し式のリテーナーとよばれる保定装置だけでなく、ワイヤー固定とよばれる取り外しのできないワイヤーを歯の裏側からつけること多い歯並びです。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一