3-005 ガタガタ・叢生の矯正治療(永久歯列矯正)

Case:3-005 1ページ前のCase:3-004と同様に前歯部の交叉咬合(上の歯と下の歯の前後が入れ替わっている状態)であり、見た目の問題だけでなく顎関節の機能的な観点からもできるだけ早期に改善が望ましい歯並びといえます。 歯のガタガタ(叢生量)の程度が大きいため、歯を抜いて並べる抜歯矯正も選択肢に入ってきます。 患者様と相談の上、本症例では抜歯はせず、拡大治療と歯の傾斜によりスペースを獲得し非抜歯矯正治療を行いました。 元の写真と比べると、やや歯が外側に傾斜している感じがあると思いますが、治療計画の時点でこのようになることは想定しています。もともとの歯の傾斜角度なども考慮し、治療計画をたてていくため、セファロと呼ばれる検査が非常に大切となります。 セファロ検査についてはこちら 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一