4-004 ガタガタ・叢生の矯正治療(インビザライン)

Case:4-004 奥歯の位置関係のずれがあり、正面からの正中のずれも認めます。 治療の第一選択は小臼歯抜歯+ワイヤー矯正でしたが、患者様と相談の上、インビザラインで非抜歯矯正ですすめていくこととなりました。 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正は得意な歯の動き、苦手な歯の動きがあることがわかっており、ワイヤー矯正の場合と同じ治療計画にはなりません。 この症例では、IPRと呼ばれる歯を削る処置も行っておりますが、正中のずれを合わせるには奥歯の位置関係がずれすぎているため、矯正治療終了後も正中のずれが残っています。 治療途中では顎間ゴムも使用していただきました。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

4-003 すきっぱ・出っ歯の矯正治療(インビザライン)

Case:4-003 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正は得意な歯の動き、苦手な歯の動きがあることがわかっています。 マウスピース矯正は軽度の出っ歯やガタガタ、すきっぱの調整は比較的得意な装置です。 この症例では、全体的に歯を後ろに移動させながら出っ歯の改善を行い、すきっぱも改善しています。 上下のギャップがあるためIPRと呼ばれる歯を削る処置も行っています。 下の前歯がマウスピースでは動きが悪かったため、1か月間のみワイヤーを使用させていただきました。当院ではマウスピース矯正の苦手な動きをワイヤーや他の装置でサポートしながら、きれいに短期間で改善するように工夫しています。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

4-002 過蓋・ガタガタの矯正治療(インビザライン)

Case:4-002 深い噛み合わせやガタガタ歯並びの矯正治療の場合、どの程度スペースが足りていないか、どこまで歯を動かしたいかが非常に重要なポイントとなります。 大人の方の場合、顎を広げたりなどでスペースを獲得することが困難であるため、抜歯やIPR(歯を削って小さくすること)を行いスペースを作ります。 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正では、臼歯と呼ばれる奥歯が沈み込んでしまう圧下と呼ばれる状況になり、かみ合わせの深い過蓋咬合が改善しにくい場合があります。 アライナーの奥歯の部分をカットしたり、場合によってはワイヤー矯正を併用し改善します。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

4-001 出っ歯・ガタガタの矯正治療(インビザライン)

Case:4-001 出っ歯やガタガタ歯並びの矯正治療の場合、どの程度スペースが足りていないか、どこまで歯を動かしたいかが非常に重要なポイントとなります。 大人の方の場合、顎を広げたりなどでスペースを獲得することが困難であるため、抜歯やIPR(歯を削って小さくすること)を行いスペースを作ります。 この症例の方は、抜歯を希望されずIPRを実施しスペースを獲得し、出っ歯とガタガタ歯並びを改善しています。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一