2-006 子供の受け口(骨格性反対咬合・混合歯列矯正)

Case:2-006 受け口の原因が骨にあるタイプです。骨格性反対咬合の原因も、上顎骨の劣成長や下顎の過成長、下顎の位置の問題など様々であり、それによって適切な治療時期や治療方法が変わってきます。 受け口の治療は成長が終わるまで経過観察が必要となります。遺伝的な影響も強く、小学校高学年から中学生にかけてのいわゆる成長期が下顎が特に成長しやすい時期となります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

2-005 子供の受け口の治療(混合歯列矯正・歯性反対咬合)

Case:2-005 スペース不足と歯の角度の問題により受け口(反対咬合)になっている患者様です。 スぺース不足の解消と歯の角度の調整により被蓋(受け口)の改善を行います。 歯の角度の調整には前歯と奥歯にのみブラケットと呼ばれる器具を装着する2×4法(ツーバイフォー)と呼ばれるテクニックを使ってます。スペース不足の解消を行わずに2×4法を行ってしまうと、余計にスペース不足の問題を作り出してしまうため、必ずスペース不足の解消も行う必要があります。 オーバーコレクションといって、後戻りが起こることを考慮し余分に動かしておくことで成長によりまた反対咬合になってしまうことを防止します。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一