5-009 下顎前歯ガタガタの改善(部分矯正)

Case:5-009 部分矯正にて下顎前歯のガタガタを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 この方のように以前矯正していたが一部分後戻りをしている場合には部分矯正で十分対応可能であることが多いです。 下顎前歯だけを改善する場合、前歯だけ器具を使用することもありますが、奥歯まで器具を伸ばすこともあります。メリットデメリットについて説明し、患者様と相談の上決定していきます。 矯正後は固定式リテーナーと取り外し式リテーナーを使用して保定を行います。 大人の方の矯正治療は平日AMのみとなっております。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-008 正中離開の改善(部分矯正)

Case:5-008 部分矯正にてすきっぱを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 部分矯正といっても、上顎の14本すべてに器具を装着する場合もあれば、上の前歯2本だけで対応する場合もあります。この患者様は上顎6本の前歯にのみ器具を装着しました。 メリットだけでなくデメリットもあるため、治療開始前にきちんと相談し、矯正治療やダイレクトボンディングなど治療方法を決定していきます。 矯正後の保定装置として裏側からのワイヤー固定と取り外し式のリテーナーの使用も重要となります。 大人の方の部分矯正は基本的には平日AMのみとなっております。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-007 正中離開の改善(部分矯正)

Case:5-007 部分矯正にてすきっぱを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 この患者様は高校2年生であったこともあり、全顎矯正を行うには2年半かかるため、全顎矯正ではなく部分矯正で治療を行うこととなりました。進学や就職、転居の予定が不明な場合、矯正治療を開始できない場合もあります。 ほんの少し歯の角度を調整し隙間を閉じましたが、ご本人様も歯を出して笑えるようになったと非常に喜んでくれました。 矯正後の保定装置として裏側からのワイヤー固定と取り外し式のリテーナーの使用も重要となります。 大人の方の部分矯正は基本的には平日AMのみとなっております。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-006 矮小歯・すき間の改善(形態修正)

形態修正前のホームホワイトニングダイレクトボンディングという方法で治療する場合、コンボジットレジンという樹脂の材料を使用し修復を行います。ホワイトニングを同時に希望される場合は、ホワイトニング終了後その色調に合わせて形態修正を行います。費用:7万+税(上下顎) Case:5-006 歯並びの問題は特になかったため、ダイレクトボンディングと呼ばれる形態修正で対応した症例です。 ダイレクトボンディングはコンポジットレジンと呼ばれるプラスチックの材質を使用します。歯の色調に合わせて、コンポジットレジンの色を選択するため、ホワイトニングを希望される場合は形態修正の前にホワイトニングを行うことが望ましいです。 形態修正後は破折を防止するため、ナイトガードを使用していただきます。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-005 マウスピース矯正のトラブル対応(部分矯正)

Case:5-005 マウスピース矯正でのトラブル症例です。 マウスピース矯正が普及してる一方で、マウスピース矯正のトラブルが非常に多くなっています。 トラブル例として ・何年もやっているのに終わらない・治療終了と言われたが、最初のシミュレーション通り歯が動いてない・治療終了したが、歯や口元がでてしまっている・マウスピースをきちんと使っていたのに、治らないのは使用時間が短いせいにされる といった内容が非常に多いです。 〇〇〇ラインというマウスピース矯正で費用もお支払いになっており、これで終了と言われたが、歯のねじれが残っていることを主訴に来院されました。 費用のことや、治療期間、矯正中や矯正後に神経の処置やかぶせ物の治療といった一般歯科治療が必要であり歯の形が変わってしまうことを踏まえ、患者様と相談したうえ、ワイヤーの部分矯正にて対応した症例です。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-004 正中離開の改善(形態修正)

Case:5-004 矯正器具を付けたくない方、矯正治療後の後戻りの対応として、ダイレクトボンディングにて改善することがあります。 矯正治療とは異なり即日で治療が終わることが最大のメリットです。歯を削らずに修復するため、セラミックとは異なり歯へのダメージもほとんどありません。 一方で、樹脂の経年的な劣化による変色や摩耗、破折といったリスクがあります。 ホワイトニングを希望される場合は、ホワイトニングにて歯の色調を改善してからダイレクトボンディングを行います。 当院は矯正歯科専門の歯科医院ですが、ダイレクトボンディングも自院で治療が可能です。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-003 正中離開の改善(部分矯正)

Case:5-003 部分矯正にてすきっぱを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 女性の歯の形は丸く、歯と歯が接触していても隙間が広く見えてしまう傾向があります。IPRとよばれる歯を少し削合し丸みを帯びた歯の形態を修正することで、隙間が少なく見えるようにしています。 矯正後の保定装置として裏側からのワイヤー固定と取り外し式のリテーナーの使用も重要となります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-002 正中離開の改善(部分矯正・形態修正)

Case:5-002 上顎前歯の部分のすきっぱを主訴に来院された患者様です。上の前歯(中切歯)2本の隙間は大きくなく、横の2番目の歯(側切歯)が小さく隙間が目立ちます。中切歯の形態修正をすると歯がさらに大きくなってしまいバランスがとれなくなってしまうため、裏側からゴムを使用し、上顎中切歯2本の真ん中に寄せ、2番目の歯を形態修正することで、主訴であったすきっぱを改善することができました。 後戻り防止のため、裏側から器具とワイヤーを使用しています。夜間は取り外し式のマウスピースを使用する必要があります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

5-001 正中離開の改善(部分矯正・形態修正)

Case:5-001 上顎前歯のすきっぱを主訴に来院された患者様です。上の前歯(中切歯)2本が大きく、横の2番目の歯(側切歯)が小さいため、中切歯の形態修正をすると歯がさらに大きくなってしまいバランスがとれなくなってしまいます。 ワイヤーを使用し、上顎中切歯2本の真ん中に寄せ、2番目の歯を形態修正することで、主訴であったすきっぱを改善することができました。 後戻り防止のため、裏側からワイヤー固定をしています。夜間は取り外し式のマウスピースを使用する必要があります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一