交叉咬合(ずらして噛む)
3-008 八重歯の矯正治療(永久歯列矯正:非抜歯)
Case:3-008 Case:3-007と同様、八重歯の程度が強い場合やガタガタの程度が強い場合は上下の歯を抜歯して並べることも一般的です。患者様と相談の上、非抜歯での矯正治療を行いました。 スペースを確保するために、拡大治療を行っています。歯の表面を削合し、歯のサイズを小さくするIPRは今回は行っておりません。 お口の中の状況や骨格的な問題にもよりますが、12歳臼歯が生える前に全顎矯正を始める場合と、12歳臼歯がしっかり生えてから治療を開始する場合があります。それにより治療開始時期が変わるだけでなく、治療終了時期も変わってきます。小学生の間に終わらせてほしい、中学生までに終わらせてほしい、など希望通りできる場合もあれば、難しい場合もあります。 執筆・監修者 みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一