小さなお子様に対しても必ず検査・資料採得を行い、診断を行います。
早ければ3歳半くらいになれば開始していきます。
年齢的には治療適応であってもこれらの検査ができない場合は、年齢が上がり協力性が得られるまで様子を見ることとなります。
検査なく装置を入れることや経過観察と診断することはありません。
乳歯列期に矯正治療を開始することは一般的ではありません。ただ、乳歯列期の歯並びの異常をそのまま放っておくと将来的に骨格的な「ズレ」や「ゆがみ」を引き起こすような咬み合わせに関しては、乳歯列期から治療を開始します。
具体的には、上記画像にあるような反対咬合(受け口)や交叉咬合(奥歯の左右のズレ)が治療の対象となります。診断名としては「歯性反対咬合・骨格性反対咬合・臼歯部交叉咬合・前臼歯部交叉咬合・片側性反対咬合」と呼ばれる状態が早期治療の適応となります。
早くても本人の協力性が得られる3 歳半前後ぐらいからになります。
反対咬合(受け口)や交叉咬合(奥歯の左右のズレ)といっても、みなさん同じ状態ではありません。一人一人原因も違えば治療方法や治療のタイミングも異なります。しっかりと検査を行い、診断することが大切です。
それぞれの症例の詳細については今後掲載していきます。
執筆・監修者
みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木)
院長 宮野 純一
- 2006 大阪星光学院卒業
- 2012 大阪大学歯学部卒業
- 2012~ カノミ矯正・小児歯科クリニック勤務
- 2020 みやの矯正・小児歯科クリニック開院
