当院のコンセプト

専門性を重視

当院は矯正専門のクリニックです。特に小児矯正を得意としています。矯正治療に関するむし歯治療や乳歯の抜歯なども当院で行います。

カウンセリングを重視

矯正治療の方法は一つではありません。当院の方針をきちんと説明しご理解いただき矯正治療にすすむか検討してもらいます。他院様へのセカンドオピニオンも推奨しています。

定期検診を重視

矯正中の定期検診やクリーニングやメンテナンスも当院で行います。矯正治療を行う時期ではない未就学児などの定期検診も当院で行っています。

※現在、歯並び相談を希望される方のみご予約をお取りしています。

矯正症例集

  • 1-021 乳歯列矯正・歯性反対咬合
    Case:1-021 受け口の原因が歯にあるタイプです。 舌の癖が原因となっているため、ムーシールドやプレオルソといった既製品のマウスピースでも改善が見込まれる症例です。 ただし舌の癖が強いとマウスピースの使用が難しいため、きちんと使用できれば改善するものの、うまく使用できず改善しない症例にもよくよく遭遇します。 保護者の方と相談の上、治療方法は相談して決定していきます。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 1-020 乳歯列矯正・骨格性反対咬合
    Case:1-020 受け口の原因が骨にあるタイプです。 骨格的な受け口の場合、乳歯列期の治療を行うことですべての問題が解決できることはありません。年齢とともに顎も成長しかみ合わせも変化していきます。またスペース不足や過蓋咬合など受け口以外の問題に関しては小学生にはいったタイミングでようやく治療介入を行うこととなります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 1-019 乳歯列矯正・骨格性反対咬合
    Case:1-019 受け口の原因が骨にあるタイプです。 基本的には装置が入ると来院は3週間~1か月に一度は来院が必要となります。小さなお子様ですので装置を触ったりなどで調整が必要になるからです。 この方は治療途中に一時的な転勤があり、関東に在住となってしまいましたが、本人の協力性も良かったため1か月半ごとの来院で対応できました。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一

小さなお子様に対しても必ず検査・資料採得を行い、診断を行います。
早ければ3歳半くらいになれば開始していきます。
年齢的には治療適応であってもこれらの検査ができない場合は、年齢が上がり協力性が得られるまで様子を見ることとなります。
検査なく装置を入れることや経過観察と診断することはありません。

1歯性反対咬合

受け口の原因が歯にあるタイプです。骨格的な問題ではなく歯の角度によって受け口となっているため、比較的治療が容易です。

2骨格性反対咬合

受け口の原因が骨にあるタイプです。骨格的な問題となるので、治療が難しく長期に渡る傾向があります。

3臼歯部交叉咬合

奥歯(臼歯部)の交叉咬合はそのまま放置していても、歯の生え変わりが起こっても自然には改善しないことがほとんどであり、また学校検診などでも指摘されにくい歯並びです。

4前臼歯部交叉咬合

臼歯部交叉咬合に加え、前歯部の反対咬合も認める噛み合わせです。下顎に対し、上顎が横方向にも前後方向にも小さく非常にシビアなケースです。

5片側性反対咬合

前歯部の反対咬合が左右どちらかにのみ認める噛み合わせです。ずれた状態で噛み癖となってしまっていることも多く、生え変わりとともに自然に改善する可能性は低いです。

  • 2-012 上顎犬歯の埋伏・スペース不足の矯正治療(混合歯列矯正)
    Case:2-012 上顎左側犬歯の埋伏症例です。 犬歯の埋伏は7歳~10歳頃に問題になることが多いです。痛みがでることはほとんどないため、歯並びの検査やむし歯治療の際の検査の時にレントゲン撮影を行い、犬歯の埋伏が発覚することが多いです。 犬歯の埋伏をそのまま放置した場合、犬歯が何も悪さをせず埋まってしまっているだけであれば将来的に抜歯をすれば問題ないのですが、手前の歯と接触することにより手前の歯の異常吸収を引き起こしてしまうことがあります。手前の歯を吸収してしまうと、場合によっては前歯を抜歯しないといけなくなったりなど矯正治療が複雑化してしまいます。 そのため、手前の歯への悪影響を及ぼす可能性がある犬歯については、犬歯が埋まっている状態のときに、歯茎に埋まっている状態の犬歯に器具をつけ、埋伏歯の牽引治療を行う必要があります。 拡大によるスペース不足の解消と、犬歯の牽引を終え、1期治療は一旦終了となります。 1期治療ですべて問題が解決する症例ではないため、すべての歯が永久歯への交換後2期治療がスタートとなります。抜歯or非抜歯について、検討していくこととなります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 2-011 6異所萌出・スペース不足の矯正治療(混合歯列矯正)
    Case:2-011 6歳臼歯や6番と呼ばれる第一大臼歯の異所萌出の症例です。 全体的にスペース不足が顕著であり、将来的には上下顎小臼歯抜歯が必要になる可能性が高い症例です。 6歳臼歯が手前の歯にひっかかてしまったまま放置すると手前の乳歯が早期に脱落してしまいます。そうすると奥歯がどんどん前にずれてきてしまい、将来的にも改善がかなり難しくなってしまいます。 まずは異所萌出の改善を行い、6歳臼歯を正常な位置へもってくること、保定装置としてナンスのホールディングアーチを使用しています。それにより手前の乳歯が保存することができれば、生え変わりもスムーズになります。 12歳臼歯が生えてきたタイミングで2期治療を開始していきますが、スペース不足が顕著であるため、上下小臼歯抜歯を行う予定です。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 2-010 正中離開・上顎前突の矯正治療(混合歯列矯正)
    Case:2-010 スペース不足ですが、正中離開を起こしている症例です。 舌癖などの問題もあり、全体的な問題点を把握したうえで治療が必要です。 今回の症例では正中離開が気になるからと言って、上の前歯に器具を装着し正中離開を閉じる治療は基本的には意味がない治療となります。(正中離開は改善しても、その他の問題により新たな歯並びの問題が出現してしまいます。) 1期治療のみである程度きれいな状態までもってくることができました。 12歳臼歯がしっかり全部生えたタイミングで2期治療について検討します。細かい隙間など残ってはいますが、現状ではこのままで経過観察を希望されています。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 3-009 八重歯・開咬の矯正治療(抜歯矯正)
    Case:3-009 Case:3-007・Case:3-008と同様、八重歯の程度が強い場合やガタガタの程度が強い場合は上下の歯を抜歯して並べることも一般的です。歯並び以外にも骨格的な違いによっても抜歯矯正の方がよいか、非抜歯矯正の方がよいかもかわってくることがあります。 今回の症例では、・上下のかみ合わせが浅い、開咬と呼ばれる状態であったこと・骨格的な問題(顔の形の問題)・ガタガタの程度・患者様の意向を踏まえ検討した結果、上下左右4本を抜歯し矯正治療を行いました。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 3-008 八重歯の矯正治療(永久歯列矯正:非抜歯)
    Case:3-008 Case:3-007と同様、八重歯の程度が強い場合やガタガタの程度が強い場合は上下の歯を抜歯して並べることも一般的です。患者様と相談の上、非抜歯での矯正治療を行いました。 スペースを確保するために、拡大治療を行っています。歯の表面を削合し、歯のサイズを小さくするIPRは今回は行っておりません。 お口の中の状況や骨格的な問題にもよりますが、12歳臼歯が生える前に全顎矯正を始める場合と、12歳臼歯がしっかり生えてから治療を開始する場合があります。それにより治療開始時期が変わるだけでなく、治療終了時期も変わってきます。小学生の間に終わらせてほしい、中学生までに終わらせてほしい、など希望通りできる場合もあれば、難しい場合もあります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 3-007 八重歯の矯正治療(抜歯矯正)
    Case:3-007 八重歯の程度が強い場合、ガタガタの程度が強い場合は上下の歯を抜歯して並べることも一般的です。上下の歯を抜歯する場合、ほとんどの症例で4番目か5場目の小臼歯と呼ばれる歯を抜歯します。この症例も、スペース不足が顕著であったため、上下小臼歯を計4本抜歯して排列しています。 治療期間は上下小臼歯抜歯症例の場合、一般的には2年半前後かかります。協力性も良く、予定よりは短い期間できれいに並びました。 八重歯やガタガタ歯列のせいでずれていた歯の真ん中(正中)もきれいに上下一致しています。 抜歯をするかしないかの選択の際は、口腔内の状況だけで判断しません。Eラインと呼ばれる横顔のバランスも考慮して決定します。 Eラインに関してはこちらの記事も参照してください。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 4-004 ガタガタ・叢生の矯正治療(インビザライン)
    Case:4-004 奥歯の位置関係のずれがあり、正面からの正中のずれも認めます。 治療の第一選択は小臼歯抜歯+ワイヤー矯正でしたが、患者様と相談の上、インビザラインで非抜歯矯正ですすめていくこととなりました。 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正は得意な歯の動き、苦手な歯の動きがあることがわかっており、ワイヤー矯正の場合と同じ治療計画にはなりません。 この症例では、IPRと呼ばれる歯を削る処置も行っておりますが、正中のずれを合わせるには奥歯の位置関係がずれすぎているため、矯正治療終了後も正中のずれが残っています。 治療途中では顎間ゴムも使用していただきました。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 4-003 すきっぱ・出っ歯の矯正治療(インビザライン)
    Case:4-003 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正は得意な歯の動き、苦手な歯の動きがあることがわかっています。 マウスピース矯正は軽度の出っ歯やガタガタ、すきっぱの調整は比較的得意な装置です。 この症例では、全体的に歯を後ろに移動させながら出っ歯の改善を行い、すきっぱも改善しています。 上下のギャップがあるためIPRと呼ばれる歯を削る処置も行っています。 下の前歯がマウスピースでは動きが悪かったため、1か月間のみワイヤーを使用させていただきました。当院ではマウスピース矯正の苦手な動きをワイヤーや他の装置でサポートしながら、きれいに短期間で改善するように工夫しています。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 4-002 過蓋・ガタガタの矯正治療(インビザライン)
    Case:4-002 深い噛み合わせやガタガタ歯並びの矯正治療の場合、どの程度スペースが足りていないか、どこまで歯を動かしたいかが非常に重要なポイントとなります。 大人の方の場合、顎を広げたりなどでスペースを獲得することが困難であるため、抜歯やIPR(歯を削って小さくすること)を行いスペースを作ります。 インビザラインに代表されるようなマウスピース矯正では、臼歯と呼ばれる奥歯が沈み込んでしまう圧下と呼ばれる状況になり、かみ合わせの深い過蓋咬合が改善しにくい場合があります。 アライナーの奥歯の部分をカットしたり、場合によってはワイヤー矯正を併用し改善します。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 5-009 下顎前歯ガタガタの改善(部分矯正)
    Case:5-009 部分矯正にて下顎前歯のガタガタを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 この方のように以前矯正していたが一部分後戻りをしている場合には部分矯正で十分対応可能であることが多いです。 下顎前歯だけを改善する場合、前歯だけ器具を使用することもありますが、奥歯まで器具を伸ばすこともあります。メリットデメリットについて説明し、患者様と相談の上決定していきます。 矯正後は固定式リテーナーと取り外し式リテーナーを使用して保定を行います。 大人の方の矯正治療は平日AMのみとなっております。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 5-008 正中離開の改善(部分矯正)
    Case:5-008 部分矯正にてすきっぱを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 部分矯正といっても、上顎の14本すべてに器具を装着する場合もあれば、上の前歯2本だけで対応する場合もあります。この患者様は上顎6本の前歯にのみ器具を装着しました。 メリットだけでなくデメリットもあるため、治療開始前にきちんと相談し、矯正治療やダイレクトボンディングなど治療方法を決定していきます。 矯正後の保定装置として裏側からのワイヤー固定と取り外し式のリテーナーの使用も重要となります。 大人の方の部分矯正は基本的には平日AMのみとなっております。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 5-007 正中離開の改善(部分矯正)
    Case:5-007 部分矯正にてすきっぱを改善しています。 部分矯正は、全顎矯正と異なり期間が短縮できることや費用の面で大きなメリットがあります。一方で、上下のかみ合わせの問題など細かな調整ができないという問題もあります。 この患者様は高校2年生であったこともあり、全顎矯正を行うには2年半かかるため、全顎矯正ではなく部分矯正で治療を行うこととなりました。進学や就職、転居の予定が不明な場合、矯正治療を開始できない場合もあります。 ほんの少し歯の角度を調整し隙間を閉じましたが、ご本人様も歯を出して笑えるようになったと非常に喜んでくれました。 矯正後の保定装置として裏側からのワイヤー固定と取り外し式のリテーナーの使用も重要となります。 大人の方の部分矯正は基本的には平日AMのみとなっております。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 6-009 左上犬歯の埋伏・牽引処置
    Case:6-009 小児矯正において、永久歯の埋伏歯は非常に複雑な問題になります。 埋伏の原因は様々ですが、明らかな原因がある場合はまずは原因除去を行います。 原因除去のみで生えてこない場合は、牽引治療を行う場合があります。 深い位置に埋まっている歯を牽引してくる場合は、期間は1年から2年など長期間に及ぶこともあります。アンキローシス(骨性癒着)が起こっていると、牽引ができず、抜歯が必要となることもあります。 牽引処置を辞めると後戻りもあるため余分目に動かすことも多いです。 永久歯の埋伏歯、小学生のいわゆる混合歯列期に治療を行うことが多いため、その時点できれいに排列することは少なく、ひとまず口の中のある程度正しい箇所に出してくるのが目的となります。 特に犬歯の埋伏は隣在歯への悪影響が起こりやすいため、早期に治療を行うことが多いです。 全ての歯が永久歯に変わったタイミングできれいに排列するようになります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 6-008 左下小臼歯の埋伏・牽引処置
    Case:6-008 小児矯正において、永久歯の埋伏歯は非常に複雑な問題になります。 埋伏の原因は様々ですが、明らかな原因がある場合はまずは原因除去を行います。 原因除去のみで生えてこない場合は、牽引治療を行う場合があります。 深い位置に埋まっている歯を牽引してくる場合は、期間は1年から2年など長期間に及ぶこともあります。アンキローシス(骨製癒着)が起こっていると、牽引ができず、抜歯が必要となることもあります。 牽引にて歯を動かしてこれた場合でも、歯の根っこが湾曲してしまうことも多いです。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一
  • 6-007 左上前歯の埋伏・牽引処置
    Case:6-007 小児矯正において、永久歯の埋伏歯は非常に複雑な問題になります。 埋伏の原因は様々ですが、明らかな原因がある場合はまずは原因除去を行います。 原因除去のみで生えてこない場合は、牽引治療を行う場合があります。 埋まっている歯に器具をつけないといけないため、外科的な手術が必要となります。 執筆・監修者  みやの矯正・小児歯科クリニック(大阪・茨木) 院長 宮野 純一